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不動産購入の必要書類と事前準備リスト

不動産購入の必要書類と事前準備リスト
不動産購入の必要書類と事前準備リスト

不動産購入の契約から引渡しまでには、多くの書類や準備が必要です。 東京都内(23区・郊外)の一般消費者向けに、購入申込から売買契約締結まで、そして契約後から引渡しまでの各フェーズで必要なものを詳しくまとめます。

専門用語には補足説明を加え、段階的・箇条書きでわかりやすく説明しますので、初めての方も安心して読み進められます。

1. 購入申込から売買契約締結までの準備

1.1 購入申込時に必要なもの

  • 本人確認書類:運転免許証やマイナンバーカード、パスポートなど顔写真付きで氏名・住所・生年月日が確認できるもの。保険証でも可ですが、顔写真がない場合は別の身分証も求められる場合があります。
  • 手付金(頭金の一部):売買契約前に預り金として渡す場合があります。金額や支払方法は売主・仲介会社と事前に確認しておきましょう(※契約締結時に支払うことが多いですが、申込時に仮予約金を求められることがあります)。

購入申込書自体は不動産会社が用意することがほとんどです。記入内容は氏名・住所などの個人情報と購入物件の情報です。

1.2 住宅ローン事前審査に必要な書類

  • 事前審査申込書:金融機関窓口で取得またはWEBでダウンロード。個人情報や勤め先情報、購入資金計画(借入希望額、自己資金など)を記入。
  • 本人確認書類:運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど。夫婦で申し込む場合は連帯保証人分も必要。
  • 収入証明書類:会社員は源泉徴収票(前年度分)、個人事業主は確定申告書の控え、法人経営者は決算報告書など。必要に応じて住民税課税証明書なども。
  • 住民票:同居家族全員の続柄が記載されたもの。発行から3か月以内。
  • 印鑑証明書:買主(と連帯保証人)それぞれ1通ずつ。発行後3か月以内。

本申込時には、源泉徴収票以外の所得証明や物件概要書・重要事項説明書の写しなど、金融機関によって追加書類が必要な場合があります。早めに確認・準備しましょう。

2. 売買契約締結までの準備と当日の持ち物

2.1 売買契約の流れ

売買契約は仲介会社や売主・販売会社の事務所で行うのが一般的です。手順は「重要事項説明→契約書の確認・署名捺印→手付金の支払い→契約書受領」という流れです。疑問点は必ずその場で質問しましょう。

2.2 契約当日に準備する書類・持ち物

  • 本人確認書類:運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど。引越済みで現住所が異なる場合は住民票も。
  • 印鑑:契約用に指定されていなければ認印でも可ですが、実印を使うのが一般的。実印の場合は印鑑登録証明書(発行3か月以内)も必要。
  • 手付金:契約時に支払う保証金。売買価格の5~10%程度が目安。現金か銀行振込証明書など。
  • 収入印紙:契約書に貼付する印紙代(印紙税)。契約金額に応じて金額が決まる。郵便局やコンビニで購入可。
  • その他必要書類:住民票や印鑑証明書、住宅ローン本申込時の書類一式、銀行指定書類など。

これらが揃えば契約手続きはスムーズです。余裕を持ってスケジュールを調整しましょう。

3. 売買契約締結から決済(引渡し)までの準備

3.1 住宅ローン本契約(金銭消費貸借契約)

  • 銀行提出用書類一式:金融機関から渡される契約書・抵当権設定契約書など。
  • 本人確認書類・印鑑:契約者全員分の身分証と印鑑(実印)・印鑑証明書。
  • 銀行届出印・通帳:ローン返済用口座の届出印と通帳またはキャッシュカード。
  • 登記・税金に関する書類:新住所の住民票や固定資産税納税通知書の写しなど。

本契約後は融資実行日が確定し、火災保険証券の手配や新居の鍵受領日調整などを進めます。

3.2 決済(引渡し)当日に準備する書類・持ち物

  • 金融機関への届出印:ローン返済用口座の登録印鑑。
  • 銀行通帳(またはキャッシュカード):決済金の振込先として使用する口座。
  • 本人確認書類:運転免許証など写真付き身分証。
  • 現金:差額や手数料等の支払いに備えて。
  • 実印(と印鑑証明書):抵当権設定や引渡し関係の書類に実印を押す場合。
  • 住民票・印鑑証明書:登記手続き用に必要な場合あり。
  • 物件関連書類・鍵:売主から渡される管理規約や重要書類、物件の鍵一式。

決済当日は金融機関で借入金が振り込まれ、売主や関係各者への諸費用が支払われます。その後、鍵や重要書類を受け取って物件の引渡しとなります。

4. 忘れがちなポイントと注意事項

  • 必要書類は人によって違う:サラリーマンか自営業か、単独購入か共有名義か、契約形態や物件種別によって必要書類は変わります。購入先の不動産会社やローン会社に「何が必要か」事前に確認しましょう。
  • 有効期限に注意:住民票や印鑑証明書など「発行日から○ヶ月以内」と期限のある書類があります。取得時期が早過ぎると再度取り直しになるため、期限を守って直前に取得しましょう。
  • 早めの準備が肝心:物件購入は申込・ローン審査・契約・決済と慌ただしい工程が続きます。いい物件が見つかったら、必要書類は前もって集め始めておくのがおすすめです。
  • 実印・印鑑証明書:実印の印鑑登録は市区町村役所で手続きできます。登録後に印鑑証明が発行されるので、時間に余裕をもって準備してください。住民票・印鑑証明ともに、直近3ヶ月以内のものが有効です。
  • 収入印紙:契約書用の印紙は、郵便局やコンビニ(一部大型店舗)で購入できます。契約金額に応じた印紙代を事前に確認し、忘れず用意しましょう。
  • 本人確認書類:住所変更した場合は、免許証を更新できるまで旧住所のものも有効ですが、住民票などで住所確認できるようにしておきましょう。

まとめ

以上のリストを参考に、一つひとつ着実に準備を進めれば、不動産契約・引渡し当日も安心して臨めます。
各書類の取得場所は主にお住まいの市区町村役所や金融機関・郵便局などです。資料の有効期限や不足がないよう早めにチェックし、いざというとき慌てないよう計画的に進めましょう。読者の皆さんがスムーズにマイホームを契約・決済できることを祈っています。

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